1.
まず、使用する道具を準備しましょう。それから、エアブラシ、モデルエアカラーそして筆がきちんと使える状態であるかチェックします。道具の洗浄には吸い取り紙を使います。
2.
ニュートラルグレーかミディアムグレーのアクリル・プライマーを吹き付けます。プライマーは缶スプレーやエアブラシのどちらでもかまいません。4時間くらいかけて乾燥させます。あるいはプライマーの説明書に書いてある時間だけ乾燥させます。
3.
下塗り用のモデルエアカラーを選びます。ビンを強く振ってください。薄い色を用いることをお勧めします。
4.
モデルエアカラーのふたを開けたら、先端をすぐにふき取り紙につけてください。先端の部分はいつもきれいにして乾いた塗料がつかないようにしてください。
5.
シンナーの場合も同じように、最初は先端部を吸い取り紙で拭いてください。それからモデルエアカラー3滴に対してシンナー1滴をエアブラシのカップに直接入れてください。調子を変える場合はシンナーの配合の比率を変えてください。
6.
今度はモデルエアカラーをエアブラシのカップに入れます(モデルエアカラー:シンナー=3:1)。
7.
それからきれいでやわらかい6号の筆を使ってシンナーとカラーを混ぜます。
8.
コンプレッサのエア圧を1から1.5の間にして、紙にエアブラシを吹いて線を描いてみます。あなたが望む濃さが得られるまで5cmから15cmくらいまで距離を変えてみます。
9.
吸い取り紙をアルコールで濡らして、2-3分おきにエアブラシのカップを拭きます。そうすれば塗料が乾いて詰まることを防ぐことができます。このやり方に慣れると塗装が簡単に行えます。
10.
塗膜は薄くするのが大切で、一回一回しっかりと乾燥させてください。もし、ベストの仕上がりを望むなら最初の吹き付けで全部塗ってしまおうとしないことです。
11.
カラーの洗浄を早く行う場合、使わなくなった残りの塗料を容器に入れてエアブラシをひっくり返します。
12.
それから特別のモデルエアクリーナーを少量エアブラシのカップの中に入れます。
13.
次にやわらかい筆を使ってエアブラシからクリーナーを取り除きます。こういう風にして、まだ乾いていない、あるいは乾いてしまった塗料の残りを取り除きます。
14.
エアを噴かずに中身を空にします。というのも、混合物の中にニードルを傷つける硬い物質が入っているかもしれないからです。
15.
今度はエアブラシにエアブラシクリーナーを入れます。そして布や乾いた紙に吹き付けます。これでエアブラシの内部をきれいに洗浄します。
16.
この洗浄の作業の間に、エアブラシの後ろのカバーを取ります。
17.
後ろの部分を回すとニードルの部分がゆるくなります。乱暴な扱いでニードルを曲げないように注意しながら取り外します。
18.
最後にモデルエアクリーナーでニードルを洗浄し注意してもとの部分に戻します。こういった洗浄作業は始めてから2-3分で終わらせます。そしていつも最良の結果を出したい場合、この作業は絶対に行ってください。